周一ぶつぶつ

2012.10.01
運動会への道

園長 安家周一
やっと、と言う言葉が似つかわしいくらい待ちに待った秋の到来です。暑さに加え、雷、ゲリラ豪雨と、天候に翻弄された夏でした。
9月3日、2学期がはじまりました。ホームクラスの園児や保育園の園児はいつもの様子ですが、長い休みの子どもたちはやはり少し不安そう。一部の子どもが登園を渋り、泣き出す場面もありました。やっぱり家の方がいいのかとも思わせますが、しばらくすると、7月の後半の様子に変化します。「子どものにとって一番の玩具は`こども´」と言われる所以です。何より嬉しかったのは、みんなが健康で、大きな病気をすることなく集えたことでした。

園では本格的な秋のシーズンに、運動会への道を進みつつあります。日常の保育を大切に過ごし、その延長線上に「運動会」が位置付くことを願いながら計画が進んでいます。そのことについてご報告をいたします。
■1/低年齢児の参加について
2歳未満児にとって、いつもとは全く違った小学校のグラウンドでの運動会です。0歳1歳児は保護者と一緒と言えども大きなとまどいは否めません。これから年長まで、幾度も経験することが出来る運動会ですので、他の大きな行事同様、参加を様々考慮します。詳細は担当からお伝えします。
■2/BGMについて
運動会と言えば、かけっこなど軽快な音楽と共に進行するのが一般的ですが、当園は以前からBGMについては使用しない競技も多くありました。子どもたちの息づかい、友達にかける言葉、ねぎらい、声援など、貴重な声を多く聴き取りたいとの願いからです。
そのような意味から、今年度も多くのプログラムでそのような配慮をいたします。少々寂しい感じもしますが、ご理解下さい。
■3/年長の鼓隊について
昨年当初にもお知らせしていますように、3年計画で鼓隊のプログラムを見直し、再来年からは取りやめます。これは、あけぼのが保育の中で大切にしている、“日頃の生活と遊びの延長線上に行事を位置づける”という考え方の元、永年に亘り保育者間で議論してきたことです。今年度のプログラムを検討する際にも、その内容について検討し、今年のプログラムとします。ご理解下さい。

まだまだ日中は暑さが残りますが、熱中症に注意をはらいながら楽しく取り組みたいと思います。ご協力よろしくお願いいたします。

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学校法人あけぼの学園/社会福祉法人あけぼの事業福祉会