周一ぶつぶつ

2008.12.11
魚の骨

やっとの事で秋も深まりを見せ、冬の入り口です。2学期は様々な行事やイベントがあり、子ども達の育ちも一層際だつ季節です。その姿を、保護者の方々と共有できる幸せを感じます。

さて、当法人各施設では、栄養士、調理師によって腕によりを掛けて子ども達の食事を手作りしています。材料も吟味し、できるだけ国産で材料から調理することを心がけています。近年増加しているアレルギーにも対応できるように、できうる範囲内ですが神経を使いながら調理しています。おかげさまで子ども達もよく食べてくれ、低年齢から手作り給食を食べている子どもほど偏食が少ないように思えます。
そんな中で、先日子ども達が食べている魚のことで職員間で話しをする機会がありました。子ども達の食べている例えばサバですが、ノールウエーでとれたサバを日本に輸入し、骨を処理した後調理しています。子ども達は給食では魚のメニューなのですが、肉と同じように骨を気にすることなくかぶりついているわけです。数ヶ月前に当法人のある施設で、頭付きのサンマの開きにチャレンジしました。
サンマなのにシシャモのように頭からかじりついた子どもも中にはいましたが、3歳児でも結構上手に骨から身を外し食べていることに感心させられました。口がある、目があると、しっかり観察していたり上手に口の中で骨をより分けることができる子どももいて、家庭の様子をかいま見る思いがしました。
私たちの国は海に囲まれており、海産物が豊富な国です。大昔から海の幸で栄養を摂取し続けている民です。当然魚を主なるタンパク源として食べ、箸の文化と相まって結果として先人達は魚を食べることが上手でした。過去形で書いたのは、近頃のマーケットでは切り身魚が多く並べられ、家庭でも骨付き魚や尾頭付き魚を食べる機会が減少しているのか、食べ方が下手な人が増加しているように思います。
そこで、3歳児以上の子ども達には、3学期から骨付きの魚にチャレンジさせようと思います。0~2歳児までは年齢的なことや、箸の使用のこともあって、従来通りとします。そのようなことから、ご家庭の食事のメニューや食材についても、是非見直しをしていただきたいのです。もちろんのどに骨が刺さってしまうこともあるかもしれません。保護者の方々の中にもご飯を噛まずに呑み込んで、骨を外した経験をお持ちの方も多くおられることでしょう。このような経験から、注意深く食べることや箸の使い方、骨の処理、魚をきれいに食べることを自然に学ぶ機会が与えられます。
日本で生まれ、日本で育つ子ども達です。箸を巧みに使い、魚がきれいに食べることができる大人に育ちあがって欲しいと思うのです。是非、子どもの養育にたずさわる私たちが共通の思いで子どもの育ちを考えられればと思います。
お知らせとお願いが同居していますが、よろしくお願いします。ご意見がある方は各施設でクラス毎に行われる懇談会や、直接各施設担当や主任、施設長にお話しいただいても結構です。
子ども達はもとより、私たち大人にとっても、子どもが育ち育てるこの時代を大切に、意味あるものとして送りたいと思います。ご協力をよろしくお願いします。

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学校法人あけぼの学園/社会福祉法人あけぼの事業福祉会