周一ぶつぶつ

2008.12.17
冬のおはなし

冬の入口を迎えています。園庭の木々も落葉し、落ち葉のシーズンも終わろうとしています。先日、南楓亭近くの木の梢に、メジロを見つけました。どうもつがいのようで、とても良い声で鳴き合ってます。皆さんはメジロを見たことがありますか。体調4~5センチ位、抹茶色で目の周りが白い、とてもすばしっこい鳥です。周りにいた子ども達にも知らせました。近頃よく木立を見上げている子どもがいます。

さて、今学期も終了を迎えます。暑い夏があり、運動会を経て、秋になって遠足に出かけ、恒例のバザーが成功裡に終わりました。創作会や、マミンカのお話しプレゼント、アンダンテの皆さんの心温まるコンサートと、長かったようですが、あっという間の2学期でした。色々な面でご協力お支えいただき、感謝感謝です。
いくつかお伝えしたいことがあります。
1/新園舎建築工事について
園舎の構造上、細かい鉄骨柱を多用する構造のため、鉄骨の製作に時間がかかり、少々遅れ気味で進行しています。が、2月末の引き渡しに間に合わせようと、突貫に近い工事となっています。懸命な工事関係者の姿を察してか、3階から「おじさん、頑張って~」という激励の言葉を投げかけている子どももいました。おじさんもそのたびに反応し、笑いかけているというほほえましい様子でした。
2/クリスマス、正月をいかに迎えるか
このシーズン、子ども達にとっては、プレゼントがもらえたり、家族でごちそうを食べることができたり、お年玉がもらえたり、みんなで出かけたりと、嬉しいことが続きます。ひるがえって社会の情勢は深刻さを増しています。嬉しい楽しいことばかりのシーズンですが、この時期だからこそ、自分や自分の家族だけのためだけではなく、地域社会や周りにも目を向け、自分たちで何ができるのか、どのようにすることが周りの方々のためになるのかを考え合いたいと思います。クリスマスは、まさにそのことを考えるきっかけをくれます。
3/流行性の病気について
市内の小学校からは、学級閉鎖の情報がひっきりなしに入ります。幸い園では、おたふく風邪や水痘が少人数出ていますが、現時点ではインフルエンザの報告はありません。「小学生より耐応力あるよな~」と感心します。しかし、注意を怠ってはいけません。手洗いうがいの励行、生活習慣の整え、栄養のバランス、睡眠が基本的なことですが重要です。又、新型インフルエンザも不気味な動きを見せています。日本の取り組みが遅れていると、日曜日の特集番組でWHOの新藤医師が話していました。「備えあれば憂いなし」は日本人の美徳です。
来年1月に園児みんなが元気な顔して登園してくれることを願っています。良いお年をお迎え下さい。

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学校法人あけぼの学園/社会福祉法人あけぼの事業福祉会