周一ぶつぶつ

2017.03.23
ママ達の非常事態

ママ達の非常事態

安 家 周 一

保育園入所待ち待機児問題や保育士不足が国会でも市町村でも巷でも話題になっています。ここ数年待機児が飛躍的に増えていることは報道などでご存知だろうと思います。出生数が大きく増加したわけでもないのに待機児が急激に増える現象、どうお考えになりますか?

NHKスペシャル「ママたちが非常事態!?」1月31日放送、ご覧になられましたか。私は当日見られなかったので、オンデマンドで後日視聴しました。個人的にも以前から興味があり、脳科学のコーナーにある本を読み漁っていた案件でした。出産後の母親の不安、苛立ちなど、現代起こっている虐待にも発展してしまう事案は、ある意味起こるべくして起こっているということです。赤ちゃんを母ひとりで育てることは出来ないということを歴史が証明しています。また哺乳類の中で人間だけが、出産後も母子のそばに父が残り、子育てを共同で行うこともわかっています。しかし、根強いジェンダー意識や父親の仕事は長時間化していることもあって、父の協力が得られず苦しんでいる母も多くおられます。

そのような子育ての基本的な構造の問題と、新制度が始まり、保育所的機能が拡大したことが周知されたことによって保育園・認定こども園入園へと動かれた方が多くおられたのでしょう。子育ての第1義的責任は家庭にあります。それを支えるのが幼稚園・こども園・保育園です。ただ、とても楽しい集団の保育場面も子どもに緊張を強いていることも事実です。長時間になればなるほどその緊張から逃れるように保育者を求めグズグズを言います。ましてや発熱などの時はなおさらです。入園説明会などの時にお話していますように、元気なうちに病気などいざというときの体制(ファミリーサポートやベビーシッターなど)を整えておかれることをお勧めします。親子共に安心した生活を持続するための知恵です。6月は様々な伝染性の病気がはやります。子どもは

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