周一ぶつぶつ

2020.04.27
コロナ渦

新型コロナの大きな渦に巻き込まれ感染者が増大するのを成すべもなく、子どもたちや保護者、教職員が感染いないようにと祈るような気持ちでやり過ごすことしかできない自分がいます。専門ではないため報道の範囲内ですが、他国の検査体制やロックダウンの例と比較推察すると、日本では7月ころまではこの状態が続くのではないかと予想され大きな不安に陥ります。初期の対応も緩やかでしたし、施設の閉鎖などの要請もあいまいで、結果的に豊中の公立、民間こども園の保育士からも感染例が出るなど、足元にひたひた押し寄せる波に身をゆだねるしかありません。そのような不安な状態が長く続くと、疑心暗鬼に陥り、攻撃的になったり、鬱っぽくなったりしてしまうのが一般的ですが冷静さが問われます。

 

基本的には休園措置させていただいているため家庭での保育をお願いしてします。家庭内で生活するのは子どもも大人もストレスが大きくなるものです。子どもたちを思いっきり遊ばせるために、仲良しの家庭同士で服部緑地公園に遊びに行ったりする姿も確認しています。お仕事をお持ちの方々は無理して休暇を取られたり、会社に事情を理解してもらい自宅勤務をされている方も大勢おられることでしょう。今後世界的な不況も予測されています。

突然訪れたコロナ渦ですが、私たちに沢山のギフトを与えてくれます。

・久しぶりに家族の時間が多く持てること・

・父親の帰りが早く、共に食卓を囲めること

・時間があるので家が片付くこと

・積読の本が読めること

・家族がそれぞれ役割をもって生活できるようになること、考えればいくつもあります。

 

このような事態に、あけぼのの保護者・教職員の冷静な対応に救われる思いがいたします。楽しみにしていた今年度の様々な行事やプログラムにつきましては、施設ごと詳細にわたって検討し、残りの期間が豊かな時間になるよう努力いたします。

子どもたちの豊かな生活と遊びが可能になる「あけぼの子育て村」にできるだけ早期に戻れること、保護者の皆様の平穏な日常が戻ることを願い、希望を持って生きたいと思います。

 

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学校法人あけぼの学園/社会福祉法人あけぼの事業福祉会