学校法人あけぼの学園/社会福祉法人あけぼの事業福祉会
Copyright © AKEBONO Kindergarten Group. All Rights Reserved.
ヒビキワタル
2024年度が始まりました。新たにあけぼのへいらした皆様、ようこそあけぼのへ。ご入園おめでとうございます。
そして一つずつ学年が上がったお兄さんお姉さんな園児たち、保護者の皆様、進級おめでとうございます。
4月1日にはあけぼの系列各園の、主に保育認定の子どもたちの入園式が終了し、2日には慣らし保育が始まっています。
そして新たな環境に子どもたちが入ってきたことをみんなに告げる合図かのように、親と離れた後はとにかく大きな声で泣いているこどもたち。それはそれは大きな声で、涙腺と鼻の孔を全力で広げて出せるだけ大きな声で泣きます。涙と鼻水がまじりあって、顔はびちゃびちゃ。それを見た親のほうが間違いなく不安になります。と言いつつ、昨年から継続して在園している(同じ学年でも)先輩子どもたちはギャン泣きの子どもたちそっちのけでマイペースに遊んでいる。そんなコントラストが浮かび上がる子どもたちの様子ではありますが、ここから子どもたちは自立に向かう新しい一歩を踏み出し、集団生活の中で自分なりのリズムをつかみ、好きな人を見つけ、安心できる自分なりの場所を探していく儀式だと信じ、ぐっとこの母子分離または父子分離に耐えなければなりません。大丈夫、優しく子どもたちを包み込んでくれる先生があけぼのにはいます。
何より、子どもたちが泣き叫ぶのは、それまでの保護者と子どもとの愛着が確固たる強い絆でしっかりと築けていたからの証。もちろん不安になったり心配してしまうのは自然なことではありますが、一緒に子育てをしましょう、そういう気持ちで皆さんの大切なお子様をお預かりしますので、大人も子どもも一緒に成長していく気持ちで、肩の力を抜いて、ゆっくりいこうじゃありませんか。
なんていうことを書きながら、実は我が家の次女も認定こども園の1歳児クラスへの入園式を1日に終え、本日が初めての登園日でした。今日は半日、ごはんを食べた後すぐにお迎えというスケジュールだったのですが、母子分離では全然泣かず、お昼ご飯もしっかり食べ、お迎えに行ってもケロッとしていたそう。あれ、愛着形成が弱いのか…なんてこういうシチュエーションで思う保護者の方もいらっしゃるかもしれません。場に馴染める子、場見知りする子、一人ひとりそして日々、子どもたちはその日の気分でリアクションを変えますので、一喜一憂しなくて大丈夫です。気が付いたら振り向きもせずに駆け出しているようになってしまいますから、こんな些細なことを楽しみましょう。
と言いながら、うちの次女はパパの送迎だったら父子分離が難しくて泣いちゃうんだろうな…などと妄想するダメな父親です。
あけぼのほりえこども園の園庭の桃も、新生活なみんなを励ますかのように綺麗に開花しました。(今年はこそ豊作の桃を食べるぞ…)
みなさんにとって、素敵なあけぼのライフになりますように。